自分で選びたいって言ってもいい?婚約指輪を贈られる女性のホンネ
- みんなの悩み
- 2018.03.07
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ポケットに忍ばせておいた指輪のケースをカパっと開けてプロポーズ……というイメージがあまりにも強いようですが、インターネットのアンケートなどを見ても、半数以上(7割以上?)のカップルが「一緒に」婚約指輪を選んでいるようです。例えば、ブランドやデザインのイメージなどを女性が決めて、男性が後日予算に応じてデザインなどを最終決定したり、注文まではふたり一緒にしても引き取りにショップに行くのは男性だけにするなど、それぞれにほんの少しサプライズ感を残して、贈り贈られることを大切にしているように感じます。年々デザインも豊富になり、ライフスタイルの変容など時代を反映して「選び方」も変わって当然。「一緒に選びたい」の上手な伝え方を考えてみましょう。
日常の買い物を侮るなかれ
プロポーズの前、結婚が決まる前から婚約指輪について話せるのはかなりの上級カップル。それでも、いずれそのときが来たら「一緒に」あるいは「自分で」選びたいということを伝えるには……?
ずばり、ショッピングの機会などを利用して、お金の価値観やアクセサリーに対する思いなどについて普段から気楽なかたちで意見を交わすと吉でしょう。
「そんなところにこだわるのか?」「そんなふうに考えてくれているのか」とお互いの思いを知ることで、婚約指輪に限らず、新生活の準備などこれから待ち受けているさまざまな選択をスムーズに乗り越えられる近道になるかもしれません。
先輩カップルから学ぼう
婚約指輪を選ぶことそのものというより、相手にどのくらい貯金があるか、指輪にどのくらいの価値を見出しているのかなど、なかなか突っ込んだ話ができない場合、先輩カップルが心強い存在となってくれるはずです。身近に結婚した人がいると、結婚へのイメージも高まり、自然とふたりだけではしにくい話題に及ぶことも。いろいろな夫婦像を知ることで、自分たちらしさを、リアリティーをもって想像することができると思います。「指輪はふたりで選んだんだよ」「サイズがわからなくて苦労したよ」など思わぬエピソードが聞けるかもしれません。
先輩から「学ぶ」気持ちで!
ふたりだけだと分からない大切なことをたくさん教えてくれる先輩カップルですが、先輩を利用して話題や思考について特定の方向に導いたり駆け引きするということではなく、これからお付き合いをしていくことになる先輩たちから学ぶ気持ちで素直に向き合うことが大切です。
ジュエリーショップ店員を味方に
買いたいブランドは決まっているので、ネットで購入しようと思っています。でも、やっぱり店頭で買ったほうがよさそうな気も…どうすればいいでしょうか?
婚約指輪を選ぶとき、雑誌やインターネットでデザインを決めて行ったとしても実際に試着してみると、もっとしっくりくるものがあったり、店頭では必ず発見があります。デザインなどは男性が後日決定するとしても、サイズのフィット感やアフターサービスの内容や期間などについてはよく確認しておきたいところ。
プロのアドバイスに耳を傾けて!
店頭で購入することをおすすめするのは、プロのアドバイスを直接受けることができるからです。リクエストや不安についてはもちろん、指輪に関係なさそうな話題からライフスタイルに合うデザインを薦めてもらえることもあります。希望や好みが伝われば、きっと味方となって理想の指輪と出合わせてくれることでしょう。
女性から「選びたい!」って言ってもOK!
いかがでしたか?女性からはブランドやデザインに関する希望、男性からは選ぶ不安を払拭でき、また予算に関する希望などを叶えることができます。用意したこと自体のサプライズより、より気に入ってもらえるものをと考えるのが今どきであると言えるでしょう。運命のリングに出合うまでのプロセスをふたりで楽しんでくださいね。
ライター紹介
- 岡村奈奈
- 音大卒業後、専門式場などの婚礼施設勤務を経て2005年にフリーに転向。女性誌やテレビ出演などでも注目される。ウエディングプロデュースでは、オーソドックスなスタイルから、アウトドアや音楽ホール等でのユニークなパーティ、伝統的な和婚までオールマイティに対応するトッププランナーのひとり。 公式サイト「naea」 岡村奈奈ブログ Twitter Facebook