【結婚したら】入籍前後にともなう手続きはどうすればいいの?

【結婚したら】入籍前後にともなう手続きはどうすればいいの?

結婚準備
2018.06.26

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プロポーズから入籍、そして結婚式当日までの期間は、イベントや手続きが目白押しです。
礼儀や身だしなみを整えることが重要なご両親への挨拶や、婚姻届の提出といった入籍手続きは、初めてのことで戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか?

そんなわずらわしい結婚準備ですが、前もってポイントを押さえておくことでトラブルが起こることもなく、スムーズに進めることができます。
このページでは、ご両親への挨拶・入籍手続きといった、結婚にまつわる準備で注意しておきたいポイントをまとめました。

結婚するまでに必要な流れと注意点

プロポーズまでに一苦労抱えているという方は多いと思いますが、その後は更にやらなければならないことが増えていきます。
例えば、ご両親への報告や結納、両家顔合わせや挙式のプラン決めなど、簡単に思いつくだけでも沢山の準備が必要です。
また、挙式の準備は半年前後の準備が必要なことも珍しくなく、それなりにお金もかかるでしょう。
こうしてみると結婚準備にかかる時間もお金も膨大で、尻込みしてしまう方もいるかもしれません。ですが、結婚式は一生に一度の素敵なイベントです。パートナーと一緒に、くじけずに根気よく頑張りましょう。
では、まずご両親への挨拶からチェックしていきましょう。

両親への挨拶

ご両親への結婚報告で抑えておきたいポイントは、身だしなみ・手土産・訪問する時間帯の3つです。
男性の方はシャツやスーツなどの爽やかな服装がおすすめ。女性も柔らかい色合いの、上品な洋服がいいでしょう。
ほかにも、髪の毛やヒゲを整えておいたり、口臭ケアをしておいたりと、最低限の身だしなみは守るようにしてくださいね。相手を気づかう「清潔感」がポイントです。

手土産はお菓子や果物を選ぶ方が多いようです。
熨斗(のし)を付ける必要はありませんが、どうしても付けたいという場合には「紅白の結び切り」のものを付けるようにしてください。
手土産を選ぶさいには、ご両親の好物や苦手な食べ物をパートナーに確認しておきましょう。

訪問する時間帯についても注意が必要です。
洗濯や掃除、片付けにご飯の準備と、午前中は何かと忙しくなりがちです。
ですから、昼食を食べ終わって一息つき始める午後2~5時頃に伺うのがいいでしょう。
ゆっくりと腰を落ち着けて話をすることで、あなたの人となりがちゃんと伝わるはず。

ご両親に挨拶に行くのは誰でも緊張するものです。
あたなやパートナーの方がご両親との間を上手く取り持って、穏やかに進めるようにしてくださいね。

婚姻届の提出

入籍のさいに必ず必要なのが婚姻届ですが、提出をスムーズに進めるために注意するポイントがいくつかあります。
まずは婚姻届の入手方法を確認しましょう。
各自治体の役所でもらえるほか、インターネットでも無料でダウンロードすることができます。
インターネットでダウンロードできるものや結婚情報雑誌の付録でついてくる婚姻届は、かわいいデザインのものが多いので、気になる方は一度調べてみてもいいかもしれません。

手に入れた婚姻届に記入が終わったら窓口に提出しましょう。
婚姻届を提出するさいには「身分証明書」「戸籍謄本(又は、戸籍抄本)」「2人分の旧姓の印鑑」が必要になります。
婚姻届は各市区町村の戸籍に関する窓口に提出しなければならないのですが、この戸籍の窓口では本人確認を必ずしなければ手続きが進められないようになっています。
参考:http://www.moj.go.jp/MINJI/minji150.html
ですので、運転免許証や保険証、マイナンバーカードなどの身分証明書は忘れずに持っていくようにしましょう。

また、自分の本籍地とは別の市区町村で婚姻届を出す場合には、戸籍謄(抄)本が必要です。
例えば、神奈川県の鎌倉市で婚姻届を出すとして、2人の本籍がそれぞれ東京の渋谷区にあったとします。この場合だと、2人分の戸籍謄本が必要になりますが、渋谷に婚姻届を提出すれば2人の戸籍謄本は必要ありません。
そのため、婚約届を提出する前に、本籍地を確認しておくと手続きがスムーズにいきます。

ちなみに、戸籍謄本は役所の窓口で受け取れるほか、郵送・本籍地の郵便局・行政サービス付きのコンビニプリンターでも入手することができます。
お仕事で忙しい方は、こういった方法を使ってみるのもいいでしょう。
コンビニプリンターで取得するさいには、マイナンバーカードが必須なのでお忘れなく。

結納

「結納」は、結婚式を挙げる3~6ヶ月前の吉日に行う、正式な婚約を意味する儀式です。両家が互いに結納品や結納金を交換します。
古くから伝わるしきたりに沿って行われることが多く、地域によってやり方もさまざまですが、最近では両家顔合わせのお食事会と合わせて行うというケースも多いのだそう。
結納では会場代や食事代、衣装代がかかることに加えて、仲人を立てなければならないので、準備の面倒臭さや大変さから結納をしないという方も珍しくありません。
結納をするかどうかについても、パートナーやご家族同士でよく話合って、慎重に決めるようにしましょう。

結婚式

結婚式の準備は式場選びから始まります。
結婚式場はどこも予約が埋まっているところが多く、空きがあるのが一年後ということも珍しくありません。まずは気になる式場をピックアップして、早めに見学をしてみることをおすすめします。

式場が決まったら、次は結婚式のプランについて決めていきましょう。
衣装合わせやムービーの発注、招待リストの作成や食事のメニュー決めなど、やることは盛り沢山で、3ヶ月、1ヵ月と結婚式当日に近づくにつれて準備する内容も変わってきます。
挙式3ヶ月前は招待状の作成や二次会の会場決め、料理や映像作成といった準備を進めます。
それからさらに招待状を送ったり、プログラムを決めたりして、1ヵ月前には徐々にリハーサルなども行っていきます。この時期になると打ち合わせの回数も非常に増えて、かなり忙しくなるかもしれませんが、頑張って乗り切りましょう。

教会式や神前式といった結婚式のスタイルや、式場によっても準備の進め方が変わるので、パートナーの方やプランナーさんとよく相談して決めるようにしましょう。

まとめ

結婚が決まったら、2人が夫婦となるために様々な手続きや準備が必要となります。
期限が近くなってから慌ててしまうことのないように、事前に何度も確認をしながらパートナーと一緒にひとつずつこなしていくことで、夫婦としての準備も整っていくのではないでしょうか。

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