ローン可?どっちが払う?婚約指輪のお金事情
- みんなの悩み
- 2018.05.01
1,791views
婚約指輪は、かつては「給料の3カ月分」とも言われていたほど高価なもの。今ではそこまでの品を選ぶ人は多くありませんが、それでも大きな買い物であることに変わりはありません。これから婚約指輪を購入する方に向けて、だれが支払うのか、相場はいくらなのか、どんな支払方法があるのか、値引き交渉はできるのかなど、婚約指輪のお金事情を一挙にご紹介します!
やっぱり男性から贈られたい!婚約指輪はどちらが支払う?
婚約指輪の購入者は、圧倒的に男性が多いです。結婚情報誌ゼクシィ(リクルート発行)が2016年4月~6月に実施した “結婚トレンド調査2016”によれば、その理由は「けじめとして夫が贈ってくれた」が41%とほぼ半数を占め、次に「プロポーズの際に夫が贈ってくれた」が36%、その後が「昔からもらう(買う)ことが当たり前だと思っていたから」が25%と続いていて、「婚約指輪は男性から女性に贈るもの」という認識が一般的なことがわかります。
ただ、婚約指輪選びに関しては「2人で選んだ」と回答した人が41%と約半数。その次に「夫」が31% 、「妻」が29%とほぼ同じ割合です。サプライズプロポーズをする男性が3割程度いるのではないかと予想されます。また、「妻」が同様に3割程度決定権を持っているのは、やはり婚約指輪は女性側が身につけるものなので、自分が好きな婚約指輪を選んだのだと思われます。
みんなの相場は?
それでは、実際の婚約指輪の相場はいくらなのでしょうか?結婚情報誌ゼクシィ(リクルート発行)が2016年4月~6月に実施した “結婚トレンド調査2016”によれば、全国の婚約指輪の平均単価は35.9万円!ただ、割合としては「10万円以下」が一番多く、4組に1組のカップルが10万円以下の指輪を選んでいるようです。
また、カップルの年代によって相場は異なっています。20代ではやはり「10万円以下」が4組に1組と最も多く、30代前半では「10万円以下」と「51万円以上」が22.7%と同率で二極化。30代後半カップルの婚約指輪の相場は「10万円以下」と「21〜30万円」が33.3%と同率になっています。
詳しい結果は以下のページからご覧ください!婚約指輪の基礎知識から、オススメの婚約指輪ブランドもご紹介しています。
http://ufufu.bizproject.biz/point/price.php
婚約指輪ってどうやって支払うの?
婚約指輪の購入方法は、現金一括、ローン分割、ボーナス一括、クレジットカード、リボなどがあります。実際には現金で手堅く支払うカップルが多く、現金支払いだと割引が適用されるケースも。
次に多いのがクレジットカードで、1回・2回払いの手数料がかからない回数での支払いを選択するカップルが多いようです。また、高価なのでクレジットカードだとポイントが貯まるケースもあり、クレジットカード払いにこだわる方もいます。
予算オーバーなどの理由から、ボーナス一括払いやローン分割、リボ払いを選ぶ方も少数派ながら存在します。ただ、分割すればするほど手数料がかかるので、そこは気をつけたいところ。お財布事情や特典を考慮して支払方法を決めましょう。
高額な婚約指輪。相続税はどうなる?
婚約指輪は高価なものが多いので、相続税がかかるのでは?と心配になりますよね。国税庁によると、冠婚葬祭に関わる贈与は非課税。婚約指輪は課税対象ではありません。
ただし、あまりにも高い婚約指輪だと、管轄の税務署によっては課税対象だと判断されるケースがあります。目安としては100万円以下であれば課税されるリスクは少ないので、一般的な価格帯の婚約指輪であればほとんど心配ないでしょう。
少しでも安く買いたい!婚約指輪の値引き交渉術
一般的に、ブランド店の値引き交渉はほぼ不可能です。値引き行為そのものがブランドの格を下げてしまうため、特に有名な海外ブランドは値引き不可となっているのです。
値引き交渉できるとすれば、直営店ではなく代理店。バイヤーが買い付けて販売しているインポートショップ(並行輸入品)などです。ただし、値引きなどができる分、偽物などが混ざっている可能性があるのでご注意を!慎重に選び、交渉するようにしましょう。
また、直営店でもあまり有名なブランドでなければ、条件によっては値引きに応じてくれることがあります。一番メジャーな値引き方法は「結婚指輪とセットで購入する」こと!同じお店で結婚指輪も購入すれば、セット割引価格で安く販売してくれるケースがあります。また、セット購入用にデザインされているシリーズもあるので、こうしたシリーズを選べば婚約指輪と結婚指輪を重ねづけがしやすいというメリットも。「結婚指輪を買ってからほとんど婚約指輪をつけなくなってしまった」といったリスクを避けられます。
婚約指輪はきらめくダイヤモンドが物語るように、高価なものがほとんど。少なからず背伸びして購入する方も多いので、支払いは計画的に行いたいものです。お互いに相談しながら、納得できる価格で婚約指輪を購入しましょう。