まさかの婚約破棄…もらった婚約指輪は返すべき?つらい感情の乗り越え方も

まさかの婚約破棄…もらった婚約指輪は返すべき?つらい感情の乗り越え方も

みんなの悩み
2018.07.26

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婚約破棄などで婚約を解消したら、婚約指輪はどうすればいいのでしょうか?また、婚約破棄をした時はどうやって気持ちの整理をすればいいのでしょうか?
そこで、今回は状況別に婚約指輪の処理方法を徹底解説。さらに、つらい感情と決別して前を向くための考え方もご紹介します。

婚約破棄したら、婚約指輪は必ず返すもの?

婚約破棄をした時に婚約指輪をどうするかというのは、法律では特別決められておらず、返さなくても法律上の問題はありません。というのも、贈り主が自分の意志でプレゼントしたものは贈与契約が成立しているため、その後に返す必要はないとされているからです。
しかし、状況によって婚約指輪の取り扱い方は異なります。そこで、婚約破棄のパターン別に婚約指輪をどうするべきかご紹介します。

【1】お互いの合意の上で婚約破棄をした場合

法律上の決まりはないものの、婚約指輪は婚約の証なので、婚約破棄した以上は購入者側に返すのがスタンダードです。婚約指輪は相場が30~40万円と高価なこともあり揉めやすいので、ふたりで婚約指輪をどうするか相談しましょう。そこで贈り主から「返さなくていい」と言われたのであれば返さなくても大丈夫です。

ただ、後々揉めるリスクがあるため、できれば婚約指輪を宝石店などに売却し、贈り主に買取金を返すのがおすすめです。婚約破棄をして婚約指輪が必要なくなった以上は、手放して換金した方がいいでしょう。

「返した方がいい」というのが定説ですが、「返さなければならない」という例外ケースもあります。たとえば、「結婚しなかった場合は婚約指輪を返す」という約束をしていた場合は婚約指輪を必ず返さなければなりません。また、婚約指輪の金額が贈り主の収入に対して著しく高額な場合も返すべきだとされています。

【2】男性側が一方的に婚約破棄をした場合

基本的には婚約指輪を返すのがおすすめではありますが、婚約指輪の贈り主である男性側が一方的に、不当に婚約破棄をされた場合、あるいは婚約破棄に至る理由を作った場合は状況が異なります。
婚約指輪を贈られた女性側には一切の非がないため、婚約指輪を返す必要はないのです。場合によっては婚約指輪を返さなくていいことに加えて、50~100万円前後の慰謝料をとることもできる可能性もあります。

そのため、男性側に婚約破棄の理由がある場合は婚約指輪をすぐに返さず、一度弁護士に相談するのがおすすめです。気持ちの整理がつかないようであれば、慰謝料の請求が可能かどうかも合わせて相談しましょう。

【3】女性側が一方的に婚約破棄した場合

婚約破棄をしたのが女性側であり、一方的だった場合、あるいは婚約破棄の正当性がなかったり、婚約破棄の原因を女性側が作ったりした場合は、婚約指輪の贈り主から「婚約指輪を返してくれ」と言われたら必ず婚約指輪を返す必要があります。
さらに慰謝料を請求される可能性もあるため、揉めないためにも婚約指輪はきちんと返しましょう。男性側も女性側同様に、気持ちの整理がつかなければ慰謝料の請求も検討してください。

つらい感情とさよなら!自分の気持ちとの向き合い方

このように、婚約指輪をどうするかについてはある程度決まりがあり、弁護士に相談して決めることもできますが、大切なのは自分の気持ちに整理をつけることです。
慰謝料の請求で気持ちが整理できるならそれもひとつの方法ですが、慰謝料の請求手続きなどでかえって心が疲れてしまい、精神的ダメージを受けてしまう人も少なくありません。そこで、どうやって自分の気持ちと向き合うべきかをお伝えします。

【1】思い出の品は手放す

婚約指輪もそうですが、思い出の品は手放した方がすっきりします。というのも、思い出の品が残っていると見るたびに当時の出来事や感情を思い出すため、気持ちの整理がしにくくなるからです。捨てる瞬間は抵抗があるかもしれませんが、捨ててみれば意外となんとかなるもの。基本的には断捨離して、気持ちにも区切りをつけましょう。
物だけでなく、住まいもできれば変えたいところ。違う町に引っ越すだけでも心機一転できるものです。まずは形から入ることもとても大切。後から心が追い付いてくるので、まずは自分の周りの環境を変えてみましょう。

【2】無理に忘れようとしない

矛盾するようですが、無理に忘れようとするのは逆効果です。思い出の品などは手放しつつも、過去の思い出を無理にしまい込もうとするのはやめましょう。「忘れよう」と意識すればするほどかえって意識してしまい、「こんなにつらいなら、きっと自分は相手のことがまだ大切だったんだ」「あんなことをしなければよかった」といった後悔につながりやすくなります。
今は頻繁に思い出してしまったとしても、時間がたてばだんだんと感情もやわらいでいき、自然と心が癒えていきます。無理に感情を押し殺そうとせず、つらい時は素直に泣くなどして少しずつ感情も手放していきましょう。

【3】「自分は不幸だ」ではなく「自分は幸せだ」と思う

後悔する感情は、欲のひとつです。「あそこであんなことをしなければ婚約破棄にならなかったのに」「あんなことを言ったから別れてしまったんだ」といった過去の自分に対する後悔は、いつまでも過去に自分を縛り付けるだけで前に進めなくなります。もう過去のことはどうにもならないのに、どうにかしたいと願うのは単なる欲です。

後悔している時は「自分は不幸だ」と思いがちです。これは心に悪影響を与え、いつまでたっても感情を整理できません。そうではなく、強引にでも「今の自分は不幸ではない、むしろ幸福である」と思うようにしましょう。婚約破棄も「結婚する前にダメだとわかってよかった、あのまま結婚していても離婚していただろう」と考えればラッキーな出来事になります。

いきなり「幸福だ」とは思えなかったら、その日うれしかったことを何かひとつだけでもイメージしてください。「朝食べたパンがおいしかった」「晴れていて気持ちのいい天気だった」といった些細なことで構いません。こうした小さな幸福を見つける力を養えば、少しずつ気持ちが前向きになります。

【4】相手を恨まず、理解する

婚約破棄をされた側だと、相手に裏切られたと感じて恨みの感情を抱くこともあるでしょう。あるいは自分に対して「私はなんて馬鹿だったんだ」と恨みの感情を持つかもしれません。しかし、これも負のループにはまるだけで前向きにはなれません。たとえ復習ができたとしても、今の自分を肯定的には捉えられないでしょう。

こうしたマイナス思考から抜け出すには、相手をなんとかしようと考えるのではなく、相手を理解して受け入れることです。相手を理解できれば、納得できなかった行動も許すことができます。「婚約破棄をされたけど、きっとこんな事情があってあんなことをしたんだろう。だれでもあの状況だったら婚約破棄したに違いない」というように、相手の状況を想像してなるべく許せるように考えましょう。

相手を許せれば、自分の状況も受け入れられるようになり、恨みの感情が晴れていきます。いきなり許すことはできないかもしれませんが、相手の育った環境などの過去も想像して「どうしてあのような行動をしたのか」理解しましょう。それが自分自身を過去から解き放ち、心を軽くする方法です。

婚約破棄はつらいことですが、かえって明るい未来へつなげられる可能性も大いにあります。より良い結婚をするために必要なステップだったのだと思って、婚約指輪を納得できる方法で処理し、前向きに乗り越えましょう!

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