ちょっと待った!その指輪、サイズ直しできますか?

ちょっと待った!その指輪、サイズ直しできますか?

婚約指輪の基礎知識
2018.04.05

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人生で最高に幸せな瞬間、プロポーズ。男性から女性へのプロポーズでは、男性が女性に内緒で婚約指輪を用意するもの。そのため、着けてみたら「あれ? サイズが合わない」なんてことも起こりがちです。たいていのショップでは、後日無料でサイズを直してもらえますが、デサインによっては直せないものもあることをご存知ですか?
今回はそんな婚約指輪のサイズ直しについてご紹介します。

そもそもサイズ直しとは?

サイズ直しとは、リングのサイズを変えること。サプライズプロポーズしたものの、婚約指輪のサイズが合わなかったというカップルもいます。また、長年婚約指輪を身につけていると、体形の変化などでサイズが合わなくなってしまうこともあるでしょう。そうした際にサイズ直しをすることで、指にジャストフィットするリングサイズに調整できるのです。ただし、サイズ直しにもいろいろな決まりがあり、なんでもサイズ直しできるわけではありません。

サイズ直しは何をするの?

サイズ直しのできるデザイン、できないデザインの前に、一般的なサイズ直しの方法について説明します。まず、サイズを大きくする場合、アームの一部を切り、同じ素材を継ぎ足す、もしくは金属の延性を利用して叩いて延ばすという方法をとるのが基本です。ただ、例外として厚みのあるリングでカットするのが難しい場合は、内側を削り、リング自体を薄くて直径を広げるという方法もあります。この方法では内側に施された刻印が消えてしまうので、それを理解した上で行わなければなりません。反対に、指輪を小さくする場合は、リングの一部を切って再度つなげるという方法をとります。
また、サイズ直しにかかる期間はブランドによって異なるものの、目安としては1ヶ月前後みておくといいでしょう。素材によってはサイズ直しが困難だったり、クリスマスやゴールデンウィークなどの繁忙期だと通常よりも時間がかかったりと、その時どきでサイズ直しの期間も変わるので、店舗で確認しましょう。どうしても婚約指輪を着用したいイベントがあるなら、2ヶ月前には購入ブランドに足を運んで相談した方がいいです。

サイズ直し可能なデザイン、不可能なデザイン

サイズ直しできるデザイン

サイズを大きくするにせよ、小さくするにせよ、基本的にはリングの一部をカットしてサイズ調整をするので、サイズ直しできるデザイン=アーム部分をカットできるデザインです。そのため、アーム部分がシンプルなデザインの婚約指輪であればサイズ直しが可能。
たとえば、ダイヤモンドを中心につけただけのシンプルなソリティアタイプや、リングの半周だけダイヤモンドを埋め込んだハーフエタニティタイプなど、アーム全体に装飾を施していない物ならカットしやすいので、サイズ直しが可能です。サイズ直しを考慮するなら、なるべくシンプルなアームの婚約指輪を選ぶといいでしょう。

サイズ直しできないデザイン

反対に、アーム部分にぐるりと模様や宝石が施されているデザインは、サイズ直しができません。たとえば小粒のダイヤモンドをアーム全体に敷き詰めたフルエタニティリングは、宝石をカットしなければならないのでサイズ変更ができないのです。
どうしてもサイズ変更をしたい場合は、こうしたリングでもサイズ変更を受け付けている専門店などに相談し、一度埋め込んであるダイヤモンドを外してからの修理となります。その分ダイヤモンドを傷つけてしまうリスクがあったり、費用が高くなったりする可能性が高いので、慎重に判断しましょう。大切な婚約指輪を傷つけないためにも、複数のショップを比較検討して、評判のいい店舗選びをすることも大切です。

流行りのピンクゴールドに要注意

また、気をつけたいのが最近人気のピンクゴールドの指輪。ピンクゴールドは、ゴールドに別の金属を混ぜることで色をつけているので、ものによって多少色味が変わってきてしまいます。とはいえ、日本ではかなり人気が出ているので、色へのこだわりが強いブランド以外は、ほぼ同じ色になってきました。問題は海外ブランドです。海外ブランドは、大本の指輪の製造を現地で、修理を日本国内の工場で行っている場合があります。そうなると、サイズを大きくしたいときに、継ぎ足される金属が元の色と少し異なる可能性が出てくるのです。ピンクゴールドの指輪を購入する際は国内ブランドのものにしたほうが、のちのちのメンテナンスが楽かもしれません。

他に気を付けるべき点

刻印

アームの内側に刻印を施している場合も、サイズ変更ができないことが多いです。というのも、アームをカットするため刻印が消えてしまうからです。どうしてもサイズ直しをしたい場合は、サイズ変更をした後にもう一度刻印を依頼する必要があります。
同じブランドであれば無料で対応してくれることもありますが、サイズ変更後の刻印は有料になるケースも。ブランドに問い合わせて見積もりをとっておきましょう。

費用

サイズ変更自体の費用もブランドによって異なります。サイズ直しについては、生涯保証の範囲内としていつでも無料で対応してくれるブランドもあれば、購入後の一定期間内のみ無料にブランド、常に有料のブランドなどさまざまです。
いつも指にぴったりのサイズで婚約指輪を身につけていたいと考えるなら、最初から生涯保証がいついて無料でサイズ変更できるブランドを選ぶといいでしょう。憧れのブランドを優先するか、アフターサービスを優先するかも婚約指輪選びの大切なポイントです。

結婚指輪や婚約指輪は一生ものです。だからこそ、きちんと自分に合ったものを選びたいのではないでしょうか。長く大切に使うためには、サイズ直しも含めメンテナンスは必須。購入の際にはどのようなアフターケアがつくのか確認するのを忘れないようにしましょう。

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