• なぜダイヤモンドなのか -ダイヤモンドを贈る理由・歴史-

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    岡村奈奈
    岡村奈奈

    なぜダイヤモンドなのか 婚約指輪に限らず「宝石」「結婚」「永遠」など、さまざまな言葉の連想の先に「ダイヤモンド」があります。変わることのない輝きは世界中で愛され、誰をも圧倒する唯一無二の存在です。もはや疑うことさえないほど「婚約指輪=ダイヤモンド」と定着していますが、今回は、そもそも「なぜダイヤモンドなのか」ということにフォーカスしてみたいと思います。

    ダイヤモンドの歴史とは?

    ダイヤモンドは古代から貴重で神秘的なものとされたと言われています。ダイヤモンドはギリシャ語で「征服しない」という意味のアダマス(adamas)を語源としています。神秘的、呪術的なものから長い年月を経て、やがて鉱物、文化、産業へと発展しました。

    日本で婚約指輪にダイヤモンドが選ばれる理由

    ダイヤモンドが憧れの存在として日本に定着したのは1960年代から。その後テレビCMなどの影響もあり、男性から女性に贈るものとして一般化しました。ステータスとして、慣習としても婚約指輪にダイヤモンドが選ばれるようになりましたが、実際のところ、本当の理由は、贈る人や贈られる人の数だけあるのではないかと思います。

    ダイヤモンドを贈る意味

    ダイヤモンドが選ばれる理由として一番よく知られているのは「世界一の硬度」ですよね。ダイヤモンドはダイヤモンドでしか加工ができないというのは有名な話ですが、この硬さが揺るぎない思いや絆を象徴するものとして考えられています。また、天然の鉱物であるダイヤモンドは希少価値が高く、手間をかけて採掘してからも、宝石として流通するまでには大変な時間やコストがかかります。この希少性にも大きな価値があります。

    ストーリーを持つ石、ダイヤモンド

    高い硬度により、耐久性があり、特別な加工でなければ形を変えることはできませんし、希少性の面からも次々に買い替えるという性質のものではありませんから、自ずと「一生もの」というようなイメージがダイヤモンドにはあります。それどころか、親から子へ受け継ぐなどダイヤモンドは装飾品にとどまらないストーリーの奥行きがあります。財産としても家族の歴史を支えるものになり得るのです。

    そして何より、ダイヤモンドの魅力はその美しさです。美しさの感覚は人それぞれですが、ショーケースの中ではわからない魅力があることをぜひ体験してもらいたいと思っています。前述したように、ダイヤモンドは鉱物として採掘され、指輪のかたちとして出会えるのはいわば運命のようなもの。長い年月でさまざまな場面をともにするお守りのようなものになるでしょう。ただのアクセサリーではなく、持っているだけで素敵な気持ちになれるアイテムだと思いますよ。

    クリスマスプレゼントにはダイヤの指輪!

    いよいよクリスマスも本番。プロポーズを考えていらっしゃる方も多いと思います。クリスマスにダイヤモンドの指輪をプレゼント、なんていうロマンティックなプロポーズなんていかがでしょうか?

    岡村 奈奈(おかむら なな)/
    ウエディングプランナー

    岡村 奈奈(おかむら なな)

    音大卒業後、専門式場などの婚礼施設勤務を経て2005年にフリーに転向。女性誌やテレビ出演などでも注目される。ウエディングプロデュースでは、オーソドックスなスタイルから、アウトドアや音楽ホール等でのユニークなパーティ、伝統的な和婚までオールマイティに対応するトッププランナーのひとり。