婚約指輪人気ブランドランキング

【男女別】結婚式の服装って?ゲストでお呼ばれしたときのマナー

called-by-guests-201806-1

結婚式での服装は、いつもと違ってフォーマルなもの。自分では良いと思っていても、実はNGな服装で周囲から白い目で見られてしまうかもしれません。お祝いの場で失礼がないように、結婚式のNG服装から格上げするドレスコードまで、男女別にご紹介します!

【女性ゲスト】結婚式でNGな服装

1.白いドレス

花嫁のウェディングドレスを被ってしまうので絶対にNG!また、オフホワイトのドレスも遠くから見ると白色に見えるので避けた方が良いでしょう。

2.黒一色のコーディネート

ドレスだけ黒ならいいですが、全身黒だけだと不祝儀をイメージさせてしまうので良くありません。黒いドレスを着る場合も、華やかなハイヒールと合わせたり、パールのネックレスやピアスと合わせたり、ゴールドのショールと合わせたりして他の色をプラスしましょう。

3.毛皮・皮素材のアイテム

毛皮と皮は殺生をイメージさせてしまうので結婚式では避けましょう。毛皮以外にも、ヒョウ柄などアニマル柄の洋服はNGなので気を付けて。

4.ブーツ

ブーツは防寒具なので、フォーマルな場にふさわしくありません。

5.サンダルなどつま先が空いた靴

こちらもフォーマルな場ではNG。つま先がきちんと隠れている靴を選びましょう。

6.黒タイツ・カラータイツ・網タイツ・素足

冬の時期は黒タイツなどを履きたくなりますが、結婚式などのフォーマルな場ではストッキングが基本。それ以外のものは避けましょう。もちろん素足もNGです!

7.大きな荷物

大きな荷物やバッグも見栄えが悪くNGなので、事前にクロークに預けるなどして会場では小さい手持ちのバッグだけにしましょう。

8.ビジネススーツ

男性だとスーツを着ている人もいますが、仕事で着るようなスーツは結婚式にふさわしくなく、地味な印象を与えてしまうので避けましょう。

9.蝶ネクタイ

男性ならOKですが、女性だとカジュアルすぎるのでNGです。

10.ニット素材

帽子にしても服にしても、ニット素材のアイテムはカジュアルな印象なのでフォーマルな場には不向きです。

11.絣・紬の和装

和装をする場合は、絣・紬といった普段着は選ばないようにしましょう。

【女性ゲスト】正しいドレスコード

【1】昼の場合

午前中から18時までの時間帯であれば、昼のドレスコードを心がけましょう。昼は肌の露出を控えめにして、光沢感のある素材やアクセサリーも控えます。
ドレスの露出が多めであれば、ボレロやショールを羽織って調節してください。理想は露出が控えめなアフタヌーンドレスやワンピースなど。胸元が開きすぎていない、清楚なものを選びましょう。
アクセサリーはパールやサンゴなど、こちらも光沢が控えめなものを選ぶと空間に美しくなじみます。

【2】夜の場合

18時以降は夜のドレスコードを。胸元や背中がしっかり開いたイブニングドレスがおすすめです。素材もサテンなど光沢感と重厚感があり、華やかなものを選びましょう。アクセサリーもきらめきの強いものが似合います。ラメやスパンコールなどもおすすめです。

もちろんワンピースでもOK!ドレッシーなテイストのものを選び、パンツスーツでスタイリッシュに決めるのもアリです。ただし、スカートの方がパンツよりも格上。できればスカートで行くのをおすすめします。アクセサリーは輝きが強い華やかなものを選ぶといいでしょう。

【3】鞄の選び方

小さいパーティーバッグを用意しましょう。昼は光沢感が控えめの布製のバッグを、夜ならスパンコールなどをあしらった光沢感のあるバッグを持っていくとその場にマッチします。
カメラなどがパーティーバッグに入らない場合は、光沢感のある素材の布製バッグを持っていきましょう。紙袋で持っていく人もいますが、さりげないサブバッグの方がベターです。

【男性ゲスト】結婚式でNGな服装

1.黒一色のコーディネート

女性同様、男性であっても黒一色のコーディネートは不祝儀をイメージさせるので避けましょう。ネクタイやカフス、シャツなどで差し色を入れて、華やかなコーディネートを心掛けてください。

2.柄の服

シンプルな柄であれば問題ありませんが、基本的には無地がフォーマル。特にアニマル柄のものは殺生をイメージさせるのでNGです!

3.ニット素材

ニットのベストなど、ニット素材の服はカジュアルすぎるので結婚式にふさわしくありません。

4.白い靴下

白い靴下ではなく、黒い靴下の方がフォーマルな場にふさわしいとされています。

5.着流しの和装

和装の場合は、必ず袴をつけてください。袴をつけない着流しスタイルの和装はカジュアルすぎるので、結婚式ではNGです。

6.ジーンズ

どれだけおしゃれで高価なジーンズであっても、結婚式にはカジュアルすぎます。

【男性ゲスト】正しいドレスコード

【1】ブラックスーツ

ブラックスーツはシングルかダブルのものを選びましょう。一口に黒といっても物によって色合いが異なるため、必ずジャケットとパンツはセットで購入するようにしてください。ポケットチーフは綿か麻、あるいはシルクの白無地かシルバーグレーを選ぶのが基本です。カジュアルな式であれば、差し色を入れるのもOK!

シャツも白無地のレギュラーカラーかウイングカラーがスタンダード。ベストを合わせる時は、一番正装感があるシルバーグレーを選びましょう。あるいはなじみがいいパステルカラーか、ジャケットと同じ色を選びます。靴は黒のストレートチップが基本です。

【2】ダークスーツ

ブラックではなく、チャコールグレーやダークグレー、ネイビーなどの無地のダークスーツを着用する場合は、カラーシャツでも大丈夫。白の方がフォーマルな印象になりますが、地味になりすぎる可能性があるので、少し色が入っているとこなれた印象になります。

ネクタイはホワイトかシルバーグレーが映えます。二次会にも行く場合は、華やかなピンクやブルーなどのネクタイを選ぶのもおすすめ。パーティーらしい雰囲気になります。ポケットチーフを入れてビジネスっぽさを解消するのが着こなすコツです。
また、アクセサリーやカフス、ネクタイピンなどで遊び心を出して華やかなコーディネートに仕上げましょう。靴はストレートチップかプレーントゥがおすすめです。

また、ブラックスーツでもダークスーツでも、スーツのボタンは2つボタンであれば下のボタンを外しておくのを忘れずに。3つボタンの場合は上2つだけを留めておきます。
襟がかえってボタンが見えないタイプの「段返り」であれば真ん中だけ留めましょう。座っている時はボタンを外してもOKですが、立った時はきちんとボタンを留めておくのがマナーです。

【3】ジャケット・シャツのサイズ

ジャケットやシャツのサイズが合っていないと、それだけでだらしなく見えてしまいます。反対に、サイズがビシッと合っている人はかっこよく見えるもの。
サイズを確認する時は鏡の前に立って、両腕を体の横にぴったり沿わせます。ジャケットの袖口からシャツの裾がほんの少しでていればOK!シャツが見えなければシャツが小さすぎます。

そして、ジャケットの袖が手の甲までかかっていたらジャケットが大きすぎなので、サイズを変更しましょう。特にジャケットは肩幅に合ったジャストサイズのものを選んでルックスを格上げしましょう。ズボンの丈も合わせてチェックを。

このように、結婚式の服装は普段と違う分気を付けるポイントがたくさんあります。「自分は大丈夫」と過信せずに、ひとつずつチェックしてから結婚式に参加しましょうね。

5. 服装以外にも押さえておきたい!結婚式のマナー

5.1. 招待状にまつわるマナー

早く返信する

招待状は結婚式ならではのマナーがたくさんあるので、あらかじめ基本的なルールを勉強してから返信するようにしましょう。
招待状が届いたら、早めに返信ハガキを返ししたほうが印象が良いです。おめでたいお誘いですから、なるべく相手を待たせずに返信ハガキを記入してポストへ投函しましょう。メールと違って郵便は日数がかかるので、早めに準備しておくことが大切です。できれば2~3日以内に返信したいところですが、仕事で忙しい方は土日に書いて投函するといいでしょう。期限ギリギリになってしまうのは△です。

・間に合わない場合はメールで一報を

期限を過ぎてしまうのはマナー違反ですが、うっかり忘れてしまっていた場合はメールなどで一報を入れましょう。「間に合わなくてごめんなさい」ときちんと謝るのを忘れずに!
ただし、欠席する場合は早く返信するとかえって印象が悪くなることがあるので、1週間ほどおいてから返信しましょう。こちらもギリギリに返信するのはNG。どちらにせよ期限には気を付けて!

・黒の毛筆を使って書く

返信ハガキを書くときは、黒のボールペンでも問題ありませんが、できれば毛筆を使って書きましょう。
昔から日本には「言霊」という言葉があるとおり、言葉には霊力が宿ると言われており、「慶事は太く濃く」という縁起担ぎがあります。結婚式のスピーチでも「破れる」といった言葉がNGなように、言葉のひとつひとつに気を付ける風習があるのです。招待状も慶事である結婚式のお誘いなので、太く濃く書いて縁起を担ぐのが良しとされています。一番濃い色は黒なので、色は黒一択です!

・表面の宛名欄にある「行」「宛」を「様」に書き換える

返信ハガキの宛名欄には、新郎新婦の名前の下に「行」や「宛」と書かれています。これを二重線で消してから「様」と書き直しましょう。斜めの二重線を引く人もいますが、縦書きであれば縦線、横書きであれば横線で書くのが正式なマナーです。
また、できれば定規を使ってまっすぐ綺麗な二重線を引きましょう。

【出席の場合】裏面の「ご欠席」と丁寧語を二重線で消す

出席する場合は、裏面の「ご欠席」を二重線で消し、さらに「ご出席」の「ご」、お名前の「お」、「ご住所」の「ご」といった丁寧語を二重線で消します。二重線の引き方は表面と同様です。
メッセージ欄や余白部分には一言お祝いのメッセージを添えましょう。

【欠席の場合】裏面の「ご出席」と丁寧語を二重線で消す

欠席の場合は、出席の場合と反対に「ご出席」を二重線で消し、あとは出席の場合と同じように丁寧語を二重線で消しましょう。
さらに「欠席」の文字の前に「残念ながら」といった枕詞を付け足すと「本当はお祝いしたい」という気持ちを示せるのでおすすめです。メッセージ欄や余白には、お祝いの気持ちやお詫びの気持ちを込めたメッセージを書きましょう。

5.2. ご祝儀にまつわるマナー

・基本は3万円、数は奇数に

ご祝儀の金額は、基本的に3万円が相場です。友人や会社の同僚であれば3万円つつむようにしましょう。
ただし、親族や主賓の場合は金額が上がり、5万円~10万円包むことが多いです。少なくとも5万円は包むようにしましょう。兄妹など関係が深いほど金額が上がる傾向があります。ただ、親族内で相談して決めたほうがトラブルを防げるので安心です。
2で割り切れる4、6、8といった数は縁起が悪いのでご注意を!偶数にならないよう、3、5、7万円のいずれかを包むようにしてくださいね。9は「苦」を想像させるのでNGです。

・ご祝儀袋は「結びきり」か「あわじ結び」に

ご祝儀袋に入れてお金を渡しますが、ご祝儀袋の飾り紐・水引は「結びきり」か「あわじ結び」を使いましょう。水引の下には自分の名前(フルネーム)を黒の毛筆で書いてください。夫婦で参列する場合は連名でOKです。
表面は、結婚式用の「寿」「結婚御祝」といった表記のある袋を選んでくださいね。お店で買うときに結婚式用のご祝儀袋が並んでいるコーナーから選べば安心です。

モバイルバージョンを終了