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婚約指輪についての知識、男はどの程度身に付けるべき?

ショップに行く前に覚えておきたい基礎知識として、基本的なデザイン、ダイヤモンドの質、カットの種類などがあります。なぜなら、同じダイヤであっても、形やデザインは実に種類が豊富ですし、そのダイヤの価値を決めるという「4C」、ダイヤのカットの形、指輪の各部の呼び方などを押さえておくことで、婚約指輪の下見の際や、選ぶときにもスムーズになるからです。

初めての体験ですから、婚約指輪やダイヤモンドのことを知らないままでは不安という人も多いでしょう。なかでも、事前に知っておくことで役に立つ基本的な知識をご紹介します。

婚約指輪の基本的なデザインとは?

婚約指輪のデザインの種類は実に豊富ですが、それらのうち、大きく分けて4種類が主流になっています。それぞれのデザインにはそれぞれの特徴が。あなたはどれを選びますか?

まず定番デザインで最も人気といわれているのが、「ソリティア」です。石が一粒だけセットされているリングで、立て爪と呼ばれるものを用いて留めたタイプのものが、昔から多くの人たちに支持されています。同じソリティアでも、アームと呼ばれる指を通す部分のデザインは豊富にあり、爪があるかないかだけでも印象が違って見えます。

他にもメインの石の脇に、小粒のダイヤをあしらった「メレ」や、アームの部分に小粒のダイヤが敷き詰められた、フランス語で「敷石」という意味のある「パヴェ」、「永遠の愛」という意味のあるデザインでアームに一周、同じカットのダイヤが敷き詰められた「エタニティ」があります。

ダイヤモンドの質やカットなどの基準も知っておこう!

ソリティアのような石の存在感があるデザインのものは特に、ダイヤモンドの質やカットによってかなり個性を出すことができます。

そこで知っておきたいのがダイヤモンドの「4C」です。4Cとは、CUT、COLOR、CLARITY、CARATのことを指します。

CUT(カット)は、ダイヤ表面の研磨によって仕上げられた状態と上下左右の形が対称かどうかなどを評価する基準となっています。「最高級」のExcellentから「劣る」のPoorまでの5段階に分かれているグレードとして評価付けがされています。定番のカットは、ラウンドブリリアントカットと呼ばれるもので、丸形のダイヤです。最もダイヤの魅力が最大限に引き出されるタイプといわれています。

COLOR(カラー)はダイヤの色合いを表すもので、無色透明をDカラーと呼び、最も高価で、色が黄色の方向へ増すごとに安価になります。

CLARITY(クラリティ)は透明度のことで、鉱物を含有しているかどうかの基準です。透明度が高いほど、内包物が少ないことから高価になります。

CARAT(カラット)はダイヤモンドの重さを表します。1カラットは0.2グラムで、大きさの目安にもなります。通常、カラットが大きくなればなるほど、高価になります。

この4Cでダイヤモンドを評価する方法が広く支持されています。

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