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種類はさまざま!ダイヤモンドのカットについて

悠久の輝きをたたえるダイヤモンド。そのダイヤモンドの美しさをさらに際立たせるものに、「カット」が挙げられます。実はそのカットにもいろいろな種類があり、代表的なものは以下の通りです。

・ラウンド・ブリリアントカット
正円に近い形にカットする方法です。

・オーバル・ブリリアントカット
楕円(だえん)になるカットです。

・ペアシェイプ・ブリリアントカット
洋ナシ形のカットです。

・マーキーズ・ブリリアントカット
縦長のカットです。中央は丸みを帯びていますが、先端に行くにしたがって細くなります。

・ハートシェイプ・ブリリアントカット
文字通り、ハート形にカットする方法です。

これ以外にもさまざまなカットがあり、四角形にカットする方法や、シングル・カットと呼ばれるもの、エメラルドのような形にカットする「エメラルド・カット」などがあります。

カットの意味とは?

たくさんのカットの手法がありますが、そもそもなぜ宝石をカットするのでしょうか?

掘り出されたばかりの原石は、傷がついていたり、穴が開いていたりすることがあります。それは宝石の美しさを大きく損ねることになります。

また、宝石は光の反射で美しく輝きますが、カットされていない状態だと、うまく光を反射させることができません。

カットによって、宝石の大きさは元のサイズの2分の1程度にまで小さくなるといわれています。

ただの「石」であったものを、美しく魅力的な「宝石」にするために、このようなカットが行われているのです。

婚約指輪に向いているカット

カットには数多くの種類がありますし、人によって好みもさまざまです。

原則として、石をカットする際には、できるだけ無駄が出ないようにするといわれています。

婚約指輪などのダイヤモンドの場合は、上で紹介した方法のうち、「ラウンド・ブリリアントカット」が使われることが多いです。

非常にぜいたくなカットの方法であり、ダイヤモンドを美しく見せるための理想的なカットのうちの一つだと考えられています。

「どのカットにしようか迷っている」「彼女の方も、特にこだわりはないようだ」ということであれば、このカットのダイヤモンドを選ぶようにするとよいでしょう。

理想的なカットのグレードとは?

ダイヤモンドのグレードが上のものだと、「カットの種類」や「カットの技術」が大きく問われることになります。カットがどうであるかによって、輝きが変わり、その価値が決まってくるからです。

一般的に婚約指輪に使われるダイヤモンドの「クラリティ」と呼ばれる透明度のグレードは、肉眼では内包物が見られない「VS」クラス以上です。

このような透明度の高いダイヤモンドでは、光がダイヤモンドの内部で全反射するのが理想的なカットです。カットのグレードの中でも、最も上位にあるのが「エクセレント」であり、ぜひ婚約指輪に選びたいカットです。

人生の大事な節目に贈る(贈られる)婚約指輪だからこそ、カットにもこだわりたいものです。

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